Pocket
LINEで送る

街中を盛り上げていくには、自分たちで何かしていかないと。

Q.今の仕事を始めたきっかけは何ですか?

アルバイトをしていた居酒屋の大将との出会いがきっかけですね。
料理の事ももちろんそうなんですが、車が好きで家のテラスを自分で作ったり、サーフボードを作ったり変わったところがあるんですけど、面白くてとても魅力のある方だったんです。

色々な仕事をしてきましたが、その出会いを通して一生続けるにはこの仕事だと思いました。
大将は今も私にとっての師匠です。
起業の時も相談に行ったのですが、「何とかなるから大丈夫!大丈夫!やっちゃえ」って言われましたね(笑)

今の店は私と前のオーナーの2人で始めたんです。
前のオーナーはこのお店の経営をしながら格闘家としてキャリアを積みつつ、後輩の育成のためのジムの経営までやっていたんですね。

そんな中で、選手として引退までの間のキャリアを伸ばしていきたいという話をオーナーから受けまして、私がお店を引き継ぐ形になったんです。

Q.最初の頃はどんな状況でしたか?

今まで引き受けていた店長業務だけではなくて、やってもらっていたオーナー業務も兼ねることになりましたので大変でしたよ。

Q.お店をやっていてよかったことは何ですか?

お客様同士が繋がっていくことですね。
あとは疎遠になっていた友人や家族の知り合いが来てくれたり、初めてくる方もいますし、お客様を通して色々な世界が見えます。

Q.大変なことは何ですか?

お店をやるという事はそもそも大変なことなので、それ以上は何も思わないですよ。

Q.今後どんなお店にしていきたいですか?

うちの店は、1人でも気楽に気軽に入れるお店です。
メニューは量も値段もお1人様用で、例えばハムカツでも1枚からお出ししているんですね。

お客様がそれぞれ1人で来られて、このお店でお客様同士仲良くなって、私はお客様が次に行くお店を紹介します。
「いってらっしゃい!」って。

お客様はお安く食べられて友達も増える。色々なお店に行ってもらって街も潤う。
街中を盛り上げていくには、自分たちで何かしていかないと。

この店はいつも誰かが来てくれる、自分の家みたいなものです。
今後もお客様にとって友達の家みたいに、なんとなく寄ってしまう、顔を出してしまう、というお店でいたいですね。
あとは人情と私のキャラだけです(笑)

もし誰も来なくなったら、その時はお店をたたむつもりでやっています。

Q.これを読んでくれている次代の経営者に一言お願いします。

やる前は何とでも言えます。実際はやってみないと分からない事ばかりです。
ですから、やりたいならばやってみるべきです。

でも、本当にやる気がなければ途中で嫌になりますね。
ぼんやり始めても続かないです。

いくら好きだから面白いからと言っても、仕事なので売り上げがなかったらそんな事も言っていられません。
本気でやりたいと思うなら、腹を括ってやることが大事だと思います。

TEPPAN×酒場あきちゃん
静岡県浜松市中区元城町223-1 アルスパーキング1F
遠州鉄道 第一通り駅から575m/徒歩7分
詳しくはこちら

 
ホームに戻る