美味しい珈琲豆とは何か?
その答えとなる珈琲豆を皆様に知ってもらいたかったんです
Q.今のお仕事を始めたきっかけは何ですか?
珈琲の本当の美味しい飲み方を追求すると、美味しい珈琲豆に行き当たるんです。
では、美味しい珈琲豆とは何か?その答えとなる珈琲豆を皆様に知ってもらいたかったんです、そこでこのお店をやることに決めました。
「焙煎屋」は物販が中心のお店作りになっています。
外から見ると喫茶店に見えますが、珈琲豆の販売が軸になっています。
カフェは一つの事業ということで、コーヒーを飲んで頂いて珈琲豆の販売に繋がるという事もありますし、地域コミュニティとして発展していけばいいなと考えています。
本当に美味しいコーヒーはどういうものか?をお伝えするためには、インターネット販売だけでは伝えきれない部分が絶対あると思っています。
なので、私はこのお店で珈琲の生豆を焼きながら販売するというスタイルをとっています。
機械を見てもらい、臨場感をお伝えしながらコーヒーを製造販売してるんです。
製造の部分も皆様に分かりやすく説明するお店なんです。
製造から販売、またはカフェとしてコーヒーを味わっていただくところまで、全てがこのお店の中で行われています。
豆だけではなくコーヒーについてもご説明する部分があるので、コーヒー講座も開催しているんですよ。
こういったスタイルは、21年前だとまだまだ理解されずやっている方たちも少なかったですね。
Q.開始時はどんな状況でしたか?
もちろんお店を立ち上げた当初から順風満帆ではありませんでした。
なりふり構わずやってきたというのが現実ですね。
当初はエアコンも効かないガレージのようなところから始めたんです。
子供もまだ小さかったので、家内が子供を背負いながらお店に立っていた時もありました。
それでも、人に美味しいコーヒーを伝えたいという気持ちでやってきましたね。
毎日、コツコツと出来ることから少しずつ整えていきました。
あとは、皆様の支援が大きかったと思います。
金融機関さんを始め、皆様にご支援頂いて21年続けることが出来ています。
Q.今後どんなお店にしていきたいですか?
地域に貢献と言うとおこがましいですが、コーヒーを通して近頃問題になっている認知症についてみんなで考えていこうという、「認知症カフェ」という催しを開催しています。
今後もコーヒーを通して社会福祉的な分野にも広げていく、コミュニティ作りをしていきたいですね。
やっぱり、それだけコーヒーに魅力がある素材だと思っているので。
コミュニティ作りがどのように人のつながりを発展させていくのか?
世の中が変わっていくその中で、私たちが出来ることを模索しながらやって行きたいと思います。
色々な業種の方と関わりを持って、コラボレーションが出来ればと思いますね。
Q.これを読んでくれている次代の経営者に一言お願いします。
始めた頃というのは不安も多いと思います。
やっていることの保証が無い中でやっていかなくてはいけないので。
私も初めは不安がありましたが、年数を重ねるごとに周りの見方も変わります。
ブレずにやっている姿勢があれば、周りの人はそれを見て認めてくれます。
それだけ信頼をこちらに向けるのは、時間と日々の取り組む姿勢が大事ですね。
あとはオリジナリティが欲しいです。
日々、試行錯誤しながらもブレずにやる。私もその最中です。
焙煎屋
静岡県浜松市中区向宿1-8-2JR東海道本線 浜松駅バスターミナル8番乗り場[91]系統「向宿公会堂」下車、徒歩約2分
詳しくはこちら
ホームに戻る