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相手の事を思って、相手の気持ちになってあげないといけない

Q.今のお仕事を始めたきっかけは何ですか?

元は東京でサラリーマンをしていたのですが、昭和57年に先輩に誘いを受けて自分を含めて3人で開業をしました。

当時は学校に通うのではなく、所属する「全国健康生活普及会(以下、全健会)」のプログラムに従って、1週間セミナーを受けた後に1週間は実践をする。
それが終了したら次のセミナーを1週間受けてまた1週間実践する…という風に1週間サイクルで勉強をしました。

勉強をしながら収入も入るという仕組みだったんです。
学校でしたら卒業して終わりですが、全健会では、今も様々な方が講師として来てくれて勉強を続けています。

開業後数年の経験を経て、今度は教える側になりました。
勉強したい人を募って、自分のグループとして教えていきます。1週間ほど休むことが出来れば勉強出来ますので、サラリーマンの方も多いですよ。

それぞれのサイクルに合わせて勉強出来るんです。まとめて休める方はまとめてセミナーも受けられますし、半年に1回になる方もいます。

全健会では、そうやって学んで独立し、キャリアを積むと今度はその人が次世代を育てる仕組みになっているんです。

Q.最も苦労したことは何ですか?

スタートの時点が一番大変でしたね。
お客様も全くいませんでしたし、来てくれた方を固定客にしないといけませんでした。

Q.インターネットもない時代ですが、どのように集客をしたのでしょうか?

やはりチラシですね。周辺へのポスティングもしました。
また、知り合いに声を掛けて、来てもらったこともあります。
やはり集客が基本ですからね。

Q.やりがいを感じるときはどんな時ですか?

患者さんが健康になってくれた時ですね。
サラリーマンなどでも、体が弱かったりすると責任ある役に就けなかったりします。

「頭はいいのに、体が弱いからなぁ…」などと言われていた方が健康になってくれたり、「ここに来て救われたよ!」と言われたりするとやはり嬉しいですよね。

Q.今後の目標や展望はありますか?

自分が教えて、仕事を始めた人たちが成功してくれるのが一番ですね。
「やってよかった」という声が聴けるのが嬉しいです。

Q.尊敬する人物はいますか?

特にこの人、というのは無いんですが…。 全健会で、自分よりも上に居る人たちがまだいますので、そういう人達に追いつく事が目標ですね。
自営で定年はありませんから、85才位でも頑張っていらっしゃる方も大勢います。

Q.施術院を経営される上で、心掛けていることは何ですか?

特徴としては、健康の3大要素である「食事・運動・睡眠」の指導を全部しています。
なので、寝具とかコルセットなどの商品も扱っていますし、カルシウムなどのサプリメントもあります。

施術だけでは無くて、そういった事もしていかないと治療しても元に戻ってしまうんです。
そうすることで、戻らずに維持できている方も大勢います。みんな健康になってくれています。

その場で良くなるのはもちろん、それを維持する事が大事です。
また、体も機械と同じなので、維持する努力をしても季節の変わり目などにはメンテナンスも必要です。

Q.長く続けられたポイントは何でしょうか?

「継続は力」という事だと思います。何にでも良い時も悪い時もあります。
それを乗り越えていけば、一皮ずつ成長していきます。

「ピンチの後にチャンスあり。チャンスの後にピンチあり」なんです。その繰り返しです。
一生懸命しっかりやり続けていれば、必ず助けてくれる人が現れます。
辞めるのはいつでも出来ますから、継続することが重要です。

Q.これを読んでいる次代の経営者に一言お願いします。

まずは、自分の提供する技術を好きになる事です。好きにならないと上手くなれません。
あとは、どれだけ多くの方を健康に出来て、それを自分の喜びと出来るかが大事です。

沢山の人に当たることです。
本当に相手の事を思ってやらないといけないですね。「あなたはこうだから、これが必要ですよ」としっかり言ってあげないといけないと思います。
相手の気持ちになってあげないと出来ないです。

浜松北施術院
静岡県浜松市東区豊町349
東海道本線 浜松駅バスターミナル10番乗り場[75]系統「打上」下車 徒歩約8分
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