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「どんなに苦しい状況でも笑えれば何とかなる」

Q.今のお仕事を始めたきっかけは何ですか?

高校1年生の時に友達から「おまえ器用だから、髪を切ってくれよ」と言われ、裁縫バサミを使って見様見真似で切ったのですが、「おまえ上手いな」って喜んでくれました。
髪を切る事って楽しいなって、その時に思ったんです。
それに、友達に喜んでもらえたことが何より嬉しかったですね。

それがきっかけで私は床屋さんになろうと考え、進路指導の先生に理容師になりたいと相談したんです。
先生はこれからの時代は理容師よりも美容師になった方がいいのではないか?と美容師の専門学校の資料を取り寄せてくれました。

私自身、床屋さんにしか行った事が無かったのですが、先生もとても真剣に考えてくれていましたし、私もこれからのことを考えて美容師を目指すことに決めたんです。

出身は岐阜県でしたが、専門学校は岐阜からもほど近い名古屋へ通いました。
専門学校に入ったばかりの時は長い髪を触ったことも無かったですし大変な事もありましたが、在学中は楽しくて仕方が無かったです。
ただ、早く働きたいという気持ちはありましたね。

卒業後は名古屋の大手の美容院に勤めました。
最初に入ったお店は、結構厳しいお店で大変でしたよ。凄かったです。
超体育会系の厳しい世界で驚きましたね。

技術職なので常に練習・練習で、朝も練習、夜も練習、いつも帰るころには日付が変わっていましたし、月曜日も休みですけど講習に行っていました。
そんな中で、周りの友人の仕事の話を聞いて心が揺らぐことはありましたが、私なりに大変さも含めて楽しいなと思ってやっていました。

ですが、「井の中の蛙」になってはいけないと思い、7年間勤めたお店を辞めることにしました。
色んなお店が見たかった、自分の技術がどこまで通用するのか試してみたかった、という思いから武者修行をするつもりでフリーランスの美容師になったんです。

フリーランスというのは、色々な店舗さんから人が足りない等とお声がかかった際に、そのお店に出向いて仕事をするんです。
愛知県内何十店舗と行きましたよ、楽しかったですね。

何処の店に行ってもスタッフさんから「上手いですね」「教えてください」と言って頂いたり、お客様からも「次もあなたにやってもらいたいわ」と言って頂いたりして、自分が頑張ってきたことは無駄ではなかったと実感できました。

その後、海が好きでサーフィンをしていて前々から浜松がいい所だという事は知っていたのと、妻の実家が浜松であったことともあり、結婚を気に浜松に引っ越してきたんです。
また、海に入ってから仕事をしたいと夢に思っていて、それを叶えるためというのも理由の一つですね。

6年程浜松のお店で勤めた後に独立をしました。

Q.お店を始める際はどんな状況でしたか?

場所を色々見て回りましたが、直感でしたね。
入って違和感も無く自分が働いているイメージが出来たんです。

お店の名前は、以前から決めていたんですけど「ルーツ」という言葉には起源とか原点という意味合いがありますよね。
お客様のキレイの原点にしてもらいたいなという意味と、自分自身が仕事をする中で原点や初心を忘れないようにという意味を込めて付けました。

Q.お店を始めて良かったことは何ですか?

初めから終わりまで全部自分で担当出来ますので、お客様に喜んでもらえる事です。
最期の仕上げの後に、お客様から「写真に撮って欲しい」と言って頂けたことも嬉しかったですね。
これは大型店では無かったことです。

Q.今後このお店をどのようにしていきたいですか?

10年以内に5店舗持ちたいですね。
まずは1店舗目となる、今のお店を盛り上げて行きたいと考えています。

Q.これを読んでくれている次代の経営者に一言お願いします。

私も浜松に来て5年ほどは「いつかお店をやりたい」と言いながらなかなか踏み出せなかった所もあったんですが、やるんだったらいつ迄にと期限を決めて、決めたらそれに向かって勢いでやってしまう事ですね。

不安もよぎるとは思うんですが、お店は出してしまえば何とかなります。
あとは後輩から教わったんですが、「どんなに苦しい状況でも笑えれば何とかなる」という事です。

私自身も他の人から見ればつらい状況に見える事もあるかも知れません。
ただ、私はいつも楽んでやっています。
周りからどう思われたとしても、自分自身が楽しめれば何でも出来ると思います。

Roots hair
静岡県浜松市中区和合町27-251
JR東海道本線 遠鉄バス[8・51]系統「聖隷健診センター」下車 徒歩約2分
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