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どんな仕事に於いても信念を持ち取り組む事、そして仕事を楽しむことがなにより大切

Q.この仕事を始められたきっかけは何ですか?

私がこの仕事に就いたのは、今から18年前の27歳の時でした。
元々は両親が塾を営んでおりその環境の中で育ちましたが、私が高校生の時に塾を他の方に預け、経営から退いていました。
私は大学を卒業して一度は企業に就職しておりましたが、その企業からの転身を考え始めていました。
塾を経営していた両親の背中を見て育った為か、やりたいという思いは持っていたのでこれはタイミングだ!!と考え、塾を引き継いでいく事を決めました。

Q.この塾を始められて苦労したことはなんですか?

最初の1年目がとても大変で、様々な事をやりながら準備をするという状態でのスタートでした。
教える勉強だけでなく、受験の仕組みや指導の仕方を覚えたりやらなければならない事は山ほどありました。

ただ、やりがいは本当にあったと思っています。
辞めたいと思った事は一度もありませんでした、本当に自分に合っている仕事だなと今でもつくづく感じています。

いざ始めるとなった時、両親が協力をしてくれた点がとても心強かったです。
そして、なんとか1年目を乗り切り今の基盤を作ることが出来ました。

Q.この仕事のやりがいとはどんな点に感じますか?

何より生徒がいてくれるという事にやりがいや幸せを感じています。

開塾当時はちゃんと生徒が集まってくれるかどうか不安でいっぱいでしたが、広告を出してから一番初めに申し込みの問い合わせを受けた時、喜びというのは言葉に言い表せないくらい嬉しかったです。

目の前に生徒がいて、その一人一人とのコミュニケーションがやりがいだと感じています。

Q.生徒さんとのコミュニケーションで難しいと感じる点はありますか?

コミュニケーションは生徒だけではなく、保護者さんとのコミュニケーションも大事だと思っています。
いかにして生徒本人を「やる気」にさせるか!という事を意識しています。

塾に来る生徒は必ずしも勉強が出来るようになりたい子ばかりではないんです。
保護者に言われて仕方なくだったり、勉強が嫌いだったりと。

そんな一人一人の生徒の気持ちを汲み取り、想像しながら接しています。
そして勉強が出来たら嬉しい、もっと出来るようにこの塾に通いたい、という達成感や向上心を持ってもらえるようにしています。

そういったコミュニケーション・教育技術も勉強してきました。
その中で重要だと考える教育指針はセルフ・エスティーム(自己重要感・自己肯定感)という考え方です。

これは『自分自身が周りの人から重要だと思われている、期待されている』という感覚のことです。
この感情が高まることで、期待に応えたいという思いが湧き出て『やる気』に繋がるんです。

Q.このセルフ・エスティームはどのようにして高めることが出来ますか?

保護者との面談でもお話しする事ですが、こういった事例があります。

お子様に対して出来ていない部分が目に付いてしまい、注意をしたり叱ってしまったりすると思いますが、これではお子様の『セルフ・エスティーム』は低下してしまいます。
それでは自己重要感を高めるにはどうしたらいいか?

それは当たり前に出来ていることをきちんと認めてあげることです。
元気に挨拶が出来た事や字をキレイに書けた事など、何気ないことを認めてキチンと伝えてあげる事が大切です。
そうする事で前向きな気持ちになりやる気が出るのです。

特に小中学生の子供というのは根がとても素直です。
この考えを持って接していれば自然と生徒との絆も出来てきます。

心理学者アドラーの書籍でも同じことを言っていて、そこでは「勇気付け」と表現しています。
こちらも是非一度読んでみる事をお勧めします。

Q.現在の考え方や経営指針に至るまでのターニングポイントはありましたか?

今から約10年前になります。教育コンサルタントの中土井 鉄信(なかどい てつのぶ)さんという方の講演を聞いたこと、この方との出会いが私にとってターニングポイントでした。

セルフ・エスティームの考え方をこの方から教えていただきました。
その中土井さんが、中区向宿にある『浜松修学舎中高等学校』の理事になり、赴任してきたんです。
その時に何度かお伺いする機会があって、授業見学などもさせていただき勉強させていただきました。

また他の塾さんにお願いして、授業を見学させて頂きました。
その時に受け入れて頂いた方とは今でも良い友人であり大切な出会いだったと思います。
そういった出会いや経験を経て現在の教育指針として自分のものとする事が出来たと感じています。

Q.この「くまがい塾」は今後どうありたいと思っていますか?

生徒がより良い環境で勉強をしてもらえるように、と考えています。

丁度今の時期は生徒達も学年が変わり入れ替わりが頻繁になります。
そして、1年後には受験に挑む生徒が出てきます。

私はこの塾を通してそんな生徒達をちゃんと希望通り進ませてあげたい、またきちんと合った進路指導をしてあげたい。
そういった思いで一年中頭が一杯です。

『今日は生徒がちゃんと来るかな?』とか『生徒が辞めちゃわないかな?』という事を考えてしまう事もあります。
それでも希望の進路に進みたい、勉強をもっと出来るようになりたい、勉強が苦手だから攻略したい、そんな思いで生徒が来てくれています。

だからそんな生徒たちがより勉強しやすい環境を提供するのが何より大切だと思っています。
普段の生徒との会話であったりコミュニケーション一つから常に考えてできる限り、楽しく勉強できるようにしています。

Q.現在こちらのくまがい塾はどういった教育体制ですか?

私を含め2人の講師で授業を行っています。
12人程度の生徒を受け持つ集団授業と2~3人で行う個別授業を担当分けしております。

集団授業だけだとどうしても学力に個人差が出てきます。
そういった生徒に合わせて指導する個別授業の体制も整えています。

Q.人を使う立場である苦労はありますか?

人を使うという大変さはありますが、自分一人では仕事全部をこなすことは出来ません。
他の人が自分と全く同じことをするのは難しいですが、それも教育して近づける事は出来ます。

もう一人の講師も教育指針である『セルフ・エスティーム』をよく理解しており、それを元に指導に当たってくれていますので信頼して任せています。

Q.最後にこのインタビューを見てくれている方へ伝えたい事はありますか?

皆さんはご自身の考えで経営をしたり、会社に所属したりしています。
私自身まだまだ未熟だと思っており、経営がなんたるかというお話は出来ません。

ただ、今私が一つ言える事は私にはこの仕事は向いていたと思っています。
『セルフ・エスティーム』という考え方に出会い、教育の楽しさに触れる事が出来ました。
どんな仕事に於いても信念を持ち取り組む事、そして仕事を楽しむことがなにより大切です。

くまがい塾
静岡県浜松市中区高丘北1-12-8
JR東海道本線 浜松駅バスターミナル14番乗り場[51]系統「高丘北会館東」下車 徒歩約5分
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